年金には大きく国民年金と厚生年金があります。国民年金は日本に住んでいる20歳~60歳未満の全国民が加入しており、現在は基本的には65歳に受け取りが始まります。厚生年金は公務員や会社員が加入する年金で、国民年金に上乗せして納付・受給するものです。個人事業主の場合は任意で国民年金基金に加入することで、厚生年金を受け取る人との年金差を解消することができます。この国民年金基金や個人型確定拠出年金などは私的年金と呼ばれます。
障害年金は、身体的・精神的な障害を抱える人が受給できます。精神障害については、初診の時点で国民年金への加入であれば、日常生活に著しく支障をきたしているうつ病の症状がある場合から支給されます。厚生年金への加入であれば、うつ病によって働くことが困難な場合から障害年金を受け取ることができます。
年金はかなりややこしいところがありますが、自身が納付するお金、支給されるお金を知っておくことは大切です。年金や老後の暮らしに関する悩み、家計の問題など不安な気持ちがあれば、ぜひうららか相談室のカウンセラーにご相談ください。