はじめに、認知症と老化における物忘れは違うものです。認知症は脳の神経細胞のはたらきが失われていくもので、人の認知機能に対する障害を引き起こします。特に記憶に関する障害を引き起こしているものをアルツハイマー型認知症といい、認知症の半分ほどはこちらに分類されます。
家族が認知症になると、何度も同じ話を聞いたり、同じことを言わなければならなかったり、サポートしなければいけないことが多くなります。家族の名前や関係性を忘れてしまう、間違えるということがあるため、家族は心理的なショックを受ける頻度も高くなるでしょう。
高齢になるにつれリスクの高まる認知症は、家族の介護うつを引き起こしやすくなります。特に、認知症の家族の世話を独りでしている人は、孤立し、困りごとに思いつめてしまうことも少なくありません。
・夫が認知症になって、不安だ
・親が認知症になって、介護がつらい
このようなことでお悩みではないですか。
認知症の家族に対処する負担を減らし、認知症を受け入れられるようにするためにできることをカウンセラーと一緒に考えてみませんか。うららか相談室では、介護や制度に詳しい社会福祉士のカウンセラーも在籍しております。一人で抱え込まず、認知症の家族についての不安やストレスをカウンセラーに相談してみてください。