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  1. 反抗期の子どもへの対応と向き合い方―反抗期がひどく疲れたという方へー

反抗期の子どもへの対応と向き合い方―反抗期がひどく疲れたという方へー

可愛かった子どもの激しい反発や無視は、親にとってはとても辛いものです。

反抗期は、その子どもの特性や性格、親子関係、その他の環境要因などにより、時期も程度も様々です。親にとっては大変で苦しい反抗期も、子どもが今後さまざまな問題を乗り越えていくうえで必要となる部分があります。

反抗期の特徴や親の悩み、子どもの心理、反抗期の乗り越え方などについて解説していきます。

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目次

- 反抗期とは?大体いつからいつまで?

- 子どもの反抗期で親が抱えやすい悩み

- 反抗期の子どもの心理・特徴

- 反抗期の子どもへの対応・向き合い方

- おわりに

反抗期とは?大体いつからいつまで?


反抗期とは、子どもの発育成長過程において、周囲の大人、特に両親に対して反抗的になり、大人のいうことをきかず、反対したり拒否したりする時期のことです(誠信 心理学辞典より抜粋、要約)。

反抗期は、子どもによって異なりますが、2歳の終わりごろから4歳ごろの「第一次反抗期」と、大人に近い発達を遂げる12歳ごろから16歳ごろ、つまり小学校高学年から高校生くらいまで続く「第二次反抗期」があります。


1.第一次反抗期の特徴とその役割

第一次反抗期は、記憶力や言語能力が劇的に向上し、大脳の発達も顕著になります。それに伴い、今までは大人の手を借りていたことも自分でできるようになるため、意に沿わないことは「嫌!」と拒否することや自己主張が増えます。

今まで素直だった子が急に言うことを聞かなくなり、初めての育児に慣れない母親を悩ませるという意味で使われる「魔の2歳児」や、なんでも拒否する「イヤイヤ期」といわれるのがこの時期です。

第一次反抗期の子どもは癇癪(かんしゃく)を起こすことも多く、親のストレスも増えますが、適切なかかわりにより、次第に子どもは言葉で表現することや気持ちのコントロール方法を学んでいきます。第一次反抗期は「自分がやりたいと思ってもできないものがある」ということを理解する時期でもあります。


2.第二次反抗期の特徴とその役割

第二次反抗期は、個人差はありますが、青年期の自我の確立に先行く時期にあたります。この時期は、身体の急激な発育(第二次性徴)の影響もあり、関心が自分自身に向かいやすくなります。また、親と衝突したり、干渉されることを嫌ったり、親だけでなく社会的な権威などに対して反発したりすることがあります。Jensen(2015)によると、第二次反抗期は脳が大人に近づく発達をする時期ですが、コントロールする機能が未熟なために衝動的な言動が多くなるといいます。

しかし、知性の充実、心の安定、アイデンティティ(自我同一性)の確立などにより、次第に反抗的な態度が軽減されていきます。この時期には、子どもは様々な葛藤を抱えますが、それらを乗り越える過程で心のバランスがとれるようになってきます。また、心身の急激な成長に戸惑い、不安を感じますが、次第に変化を受け入れられるようになります。

さらには、進路や将来の職業といった自分の適性や役割などを考える時期でもあります。自分はどんな人間であるかを問い、自分自身のことを受け入れ、様々な面から自分らしさを発見し、かけがえのない自分の存在を確立していきます。

一方で、様々な問題を乗り越えることができず、長期間にわたって不安を抱え込んでしまうことや、明らかな反抗期が見られないこともあります。


反抗期の有無については、親と子どもの反抗期の認識によって捉え方が違うとの指摘があり(平石 2016)、「反抗期がなかった」というときには、子どもが親の前では本音を見せずに過剰適応したりすることで、親が子どもの反抗期に気が付いていない場合や、家族機能が上手く作用して反抗期が必要なかった場合など、様々なケースがあることが指摘されています(二森,石津 2016)。


以降の章では、第二次反抗期に関する特徴や悩み・対処法についてまとめています。

子どもの反抗期がひどく悩んでいる方へ

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子どもの反抗期で親が抱えやすい悩み


明光義塾が2015年に行なった子どもの反抗期に関する調査(※)における673名の保護者の回答によると、「反抗期を感じた年齢」が10歳から13歳の人は全体の55%であり、女子の方がやや早い傾向にあるとのことです。

また、反抗する相手は、「母親」が約90%、「父親」は約55%であり、女子は姉妹に、男子は父親や弟にと、同性に対して反抗する傾向がみられています。

次に、親が子どもの反抗期だと感じた行動として、「暴言を吐くようになった」との回答が男女ともに62%を超えており、「会話をしなくなった」が男女ほぼ同じで約30%、「無視するようになった」は男子が18.6%、女子が22.6%、続いて「部屋に引きこもるようになった」が男子17.1%、女子14.7%となっています。「物を壊すようになった」という回答は、男子8.6%、女子7.4%となっており、反抗期の行動で危険を感じる場面も少なくないと思われます。

そんな反抗期の子どもの親が抱えやすい悩みについて、具体的に述べていきます。


  • 無視されて話すきっかけがつかめない

今まで子どもから話してくれていたのに、帰宅すると自室に行ってしまい、夕飯時もだまっているなど、話すきっかけに悩むことがあります。


  • 部屋にこもってしまって何をしているのかわからない

自室にいる時間が長く、友だちとずっと連絡をとっていたり、親に話をしなくなったりして、友だちや学校のことを教えてもらえず、子どもが何を考えているのかわからなくなることがあります。


  • 悩みがあるようだが話してくれない

子どものイライラしている態度が目につくが、「うるさい」などと言われ、何も話してくれなかったり、黙り込んでしまったりするような様子がみられることがあります。


  • スマホやゲームに依存しているのが不安

ずっとスマホをいじっていたり、ゲームばかりしていたりするせいで、子どもが家族と話さず、スマホやゲームの時間が増えることに親は不安を感じることがあります。


  • 交友関係が分からずトラブルがないか心配

小学生のときのように友だちが家に遊びに来たり、親に友だちのことを詳しく話したりしてくれないケースも多く、子どもがどんな仲間と付き合っているのかわからず、トラブルに巻き込まれないか心配になることがあります。


  • 学業を怠けていて成績や進路が不安

意欲がないようにみえる、部屋が散らかる、だらしなくなる、課題に取り掛かるのが遅いなどの様子が目立つことがあります。子どもが時間を無駄にしているようにみえて、親は成績や進路に不安を抱えてしまうかもしれません。


一時的な問題であればいいですが、自室へこもる状態が長く続いたり、成績が落ちたり、生活態度が悪くなったり、生活リズムが崩れて朝起きられなくなったりなど、具体的な困りごとが目につく場合は、スクールカウンセラーへ相談するなどして、生活の改善を図ったり、お子さんの気持ちを聞いてもらったりすることが必要かもしれません。

お子さんのイライラや気分の落ち込みがひどい場合などは、うつなどの病気が隠れている場合もあります。

反抗期の子どもの心理・特徴

内閣府の「平成25年度 小学生・中学生の意識に関する調査報告書」によると、子どもにとっての悩みや心配なことのトップは「勉強や進学のこと」で48.1%、続いて「性格のこと」13.8%、「友だちや仲間のこと」13.7%、「健康のこと」12.0%となっています。


中学生になると、勉強や進路についての悩みが増え、子どもにとって深刻な問題になる傾向があります。さらに、第二次性徴の時期と重なり、心と体のバランスを崩しやすく、イライラするお子さんが増えます。子どもはそのような変化を受け止めるのに精一杯な状況であることを理解しましょう。

親自身が子どもの反抗期をおおらかに受けとめられるように、反抗期には以下のような心理や特徴があることを知っておくと、子どもへの理解が深まりやすくなります。


  • 心身の急激な発達に戸惑っている

子どもから大人になることを意識したり、他の友だちと成長を比べることが増えたりして、体の発達に心が追い付かないことがあります。また、性差を感じずにはいられないことがあり、性別によって社会から求められる役割などを意識することが増え、戸惑いを感じるお子さんも少なくありません。


  • 親や先生などの権威が絶対でないことに気付く

今まで素直に親の言うことを聞いていたお子さんでも、自分の意思で行動したい、自分で人生を考えたいという思いが強くなります。中学生になると、部活の先輩や後輩など、ますます交友関係も広がるため、自分で様々な価値観を身につける機会も増えて、親や先生などの権威が絶対ではないことに気付きやすくなります。


  • 親に知られたくない秘密が増える

親に今まで何でも話していたお子さんも、親に知られたくないことが増えてきます。子どもにとって危険なことではなさそうであれば、しつこく聞かないでおおらかに見守りましょう。


  • 家族よりも年の近い仲間を大切にしたい気持ちが強くなる

休日に家族で外出したりしていたお子さんも、部活の仲間や友だちと行動することが増えてきます。小学生の頃よりも、進路などの悩みを話すことが増え、友人同士の関係も深くなります。


  • 仲間と自分を比べて劣等感をもちやすい

理想の自分と今の自分とのギャップを感じたり、仲間と比べて、運動や学力、容姿などに劣等感を持ったりしやすくなります。


  • 自分らしさについて悩む

反抗期は、自分らしさをどのように発揮すればいいか考える時期でもあります。社会から求められる役割と自分が望む生き方との違いや、「自分はどんな存在なのか」といった自分の内面についても深く悩むようになります。


  • 進路や将来への不安が大きい

今の時代は特に、進路の選択肢が多いことも子どもの悩みの種になります。また、進路の悩みは、中学受験の影響で小学生にとっても深刻になることがあり、成績が思うようにいかないとイライラすることが増えてきます。


  • 気分が落ち込みやすい

急激な体の成長などにより心のバランスが崩れて、うつ症状がみられるお子さんもいます。思春期のうつ病は、反抗期だからと見過ごされることが多いようです。大人のうつ病と異なり、イライラが主な症状で、過敏に反応しやすいこと、過眠や過食、衝動的な行動などもみられる場合があります。疫学的には、思春期で4~8%の発症率、男女比は1:2となっており、女子にみられることが多いとされています。

反抗期の子どもへの対応に悩んでいる方へ

お子さまの反抗期について心配なとき、まずは気軽に相談してみてください。


  • 反抗期の息子/娘への接し方がわからない
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このようなことでお悩みではありませんか?

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反抗期の子どもへの対応・向き合い方

反抗期のお子さんをもつ親御さんは、いつまで続くのか分からずに疲れ切ってしまい、子育てから逃げ出したい気持ちになることもあると思います。

しかし、お子さん自身もどうすればいいかわからなかったり、見捨てないで向き合ってほしいという思いを持っていたりすることがあります。

反抗期の子どもへの具体的なかかわり方については、以下の項目を参考にしてみて下さい。


  • 子ども扱いしすぎない

反抗期の子どもは、論理的に考えることができるようになり、大人の思考に近くなります。「まだ子どもなんだから」といったように考えを頭ごなしに否定してしまっては、親はわかってくれないと感じるでしょう。

また、子ども扱いされたと感じると、激しく怒り出す場合もあります。「まだまだ子どもだから」と思うのではなく、まだ親を必要とする部分もあるものの、大人の部分もある一人の人間として、尊重する姿勢で接しましょう。


  • 関わり過ぎない

子どもが心配だからと言って、しつこく関わるのはやめましょう。学業や部活、友人関係や容姿など、この時期の子どもは自分自身に関心が向き、一人になりたいことがあります。

特に、女の子の場合は、「今までおしゃべりだったのに」などと心配になるかもしれませんが、一人になりたいときもあると考えてそっとしておくことも優しさです。


  • 誰かと比較しない

反抗期の子どもは自分自身に意識が向くので、内面や容姿などについて悩みやすく、比べられることに対してさらに敏感になっています。そんな時期に、親が「○○ちゃんは、優秀で可愛くていいな」といったように、ほかの子と比べるような発言をすると、お子さんを傷つけてしまいやすくなります。きょうだいと比べられるのも嫌がることがあるので、「お姉ちゃんは勉強ができたのに…」などと愚痴らないように気を付けましょう。


  • 無理強いせず、心に余裕をもって接する

反抗期には、学業を怠けたり、生活がだらしなくなることがあります。そんなときに、「宿題はやったの?」「部屋は片づけたの?」などと矢継ぎ早に親から言われると、子どもはうんざりしてしまいやすくなります。

子どもに元気がないなと思ったら、「疲れているの?」などと、負担にならないような声かけをしてみましょう。


  • いつでも味方であることを伝える

子どもは親に反抗的な態度をとりますが、本当は自分を認めてほしい、勉強や運動ができなくてもまるごと受け入れてほしいといったように感じていることが多いです。反抗的な態度に対して過剰に反応するのではなく、子どもの成長の過程の一つだと思って温かく見守りましょう。

子どもが悩んでいるような様子であれば、「何があっても味方だよ。いつでも相談してね」などといったように伝えましょう。仮に無視されたとしても、子どもは内心では嬉しく感じているかもしれません。


  • 話したい素振りをみせたら、きちんと子どもと向き合う

反抗期の子どもは恥ずかしくて親と向き合えないことがあると思います。子どもから話をしたそうな様子が垣間見えたら、きちんと向き合って話をしましょう。

そのときは、お子さんが勇気をもって話してくれていることを忘れずに、頭ごなしに否定せず、最後まで話を聞きましょう。


  • 手に負えないと感じたら、第三者の介入を考える

毎日の暴言や暴力などが続く場合は、我慢し続けているといつか親自身も心身の限界がきます。

家庭内で解決できない場合は、子どもが18歳以下であれば、市町村の家庭児童相談室(または児童相談所)の心理士や児童福祉課(自治体により名称が異なります)の児童福祉司などに相談して、お子さんの様子を見てもらうことも必要です。ものを破壊したり、激しい暴力が見られたりする場合には、早急に地域の専門職の介入が望まれます。

また、いつまでも反抗がおさまらなかったり、幼少期や低学年からずっと聞き分けが悪く反抗的であったりする場合も、前述の専門職やカウンセラーに相談するなどして今後の対策を考えましょう。

おわりに

反抗期の子どもの心理や親の好ましい姿勢などについて、この記事を通じてご理解いただけたら幸いです。反抗期は、無事に乗り越えられれば得られるものもたくさんありますが、一方で反抗的な態度が長期化したり、暴言暴力の程度が激しかったりする場合には、普段から関わる親が疲弊してしまいやすくなります。

反抗期にしても言動がひどすぎる、期間が長すぎると感じた方は、ストレスに耐えられなくなる前に、不安や心配ごとについて専門家へ早めに相談してアドバイスを受けることをおすすめします。

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※調査概要

調査期間:2015年11月~12月

調査対象:全国の子どもをもつ保護者 673名

調査手法:リサーチサービス「fastask」を使用したインターネット調査

調査主体:明光義塾


<参考文献>

Frances E. Jensen, Amy Ellis Nutt(2015)『10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか』野中香方子訳, 文藝春秋
加藤弘通 太田正義 松下真実子 三井由里(2014)思春期における思考の発達と自己および人間関係への影響 : 批判的思考態度についての縦断調査をもとに, 子ども発達臨床研究, 5巻, p.21-30
平石賢二(2016)青年―両親関係におけるコンフリクトの多様性とその背景要因‐白井論文へのコメントー,青年心理学研究, 28巻, 1号, p.33-37
田口(袴田)理恵 河原智恵 西留美子(2014)子どもの反抗的行動に対する認知を媒介とする母親の社会的健康と虐待的行為の関係―被害的認知と否定的認知に関する検討―,小児保健研究, 第73巻, 第4号, p.547-554
二森優希 石津賢一郎(2016)第二反抗期経験の有無と過剰適応が青年後期の心理的自立と対人態度に与える影響, 教育実践研究:富山大学人間発達研究実践総合センター紀要, 11号, p.21-27
千田恭平(2009)中学生の「反抗」の真実の姿―反抗と自立は等価か―, 神奈川県の公立中学校の生徒と保護者に関する調査報告書, p.51-60 https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/kanagawa_kouritsu/2010/pdf/data_08.pdf(2021-08-19 最終閲覧)
明光義塾, ~全国の保護者を対象に、子どもの反抗期実態調査を実施~ 子どもの反抗期期間、母親は父親の1.5倍も 暴言や無視などの反抗をされている! | 株式会社明光ネットワークジャパンのプレスリリース http://special.meikogijuku.jp/image/hankouki.pdf(2021-08-19 最終閲覧)
内閣府(2014)青少年(小・中学生)を対象とする調査の結果, 平成25年度 小学生・中学生の意識に関する調査報告書, p.17-96
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(2010)子どものうつ病, パンフレット https://www.ncchd.go.jp/kokoro/medical/pdf/03_h20-22guide_11.pdf(2021-08-19 最終閲覧)
下山晴彦(1981)『誠心 心理学辞典』誠信書房
反抗期の悩みをカウンセラーに相談
このコラムを書いた人
精神保健福祉士・社会福祉士
救急病院の医療ソーシャルワーカーとして、うつに悩む方や、不登校・長期の引きこもり、障害のあるお子さんの悩みなど、様々なケースに出会い、早期に専門職が関わる必要性を感じてきた。子育てやモラハラなどの家庭内の問題など、様々なお悩みの相談に携わっている。
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