楽しいはずの恋愛なのに、いつの日からか疲れを感じるようになってしまった、と悩む人は少なくありません。恋愛がうまくいかなかったり、心が疲れるようになると、仕事にも悪影響を及ぼしたり、他のことも楽しめなかったりと、すべてが悪い方向に向かうように感じますよね。
では、恋愛で疲れてしまう原因とは何でしょうか。また、恋愛で疲れたときはどのように対処していくといいのでしょうか。
目次
- 恋愛に疲れる原因
- まとめ
恋の始まりは、好きな人を見るだけでドキドキしたり、ちょっと連絡が来ただけで幸せな気持ちになったりと、楽しいことが多いですよね。しかし、その恋愛がスムーズに進まないと、相手の気持ちが分からずモヤモヤしたり、連絡がないだけで落ち込んだりして、気持ちの浮き沈みが激しくなります。また、付き合うことになったとしても、現実は喧嘩が絶えなかったりして、だんだんと心に疲れやストレスを感じる人は多いです。
恋愛をするということは、相手あってのことなので、自分の思い通りにいかないことも多く、楽しいことばかりではないですよね。それで「疲れた」と感じる人もいれば、「楽しいことばかりではないけど、一緒にいられて幸せと感じることの方が多い」と、疲れを感じない人もいます。では、恋愛で疲れを感じるのにはどういった理由があるのでしょうか。
◇相手の気持ちが分からない
恋愛に疲れる原因の1つとして、相手の気持ちが分からない、ということが挙げられます。片想いの段階ではもちろん、相手の気持ちが分からずモヤモヤすることが多いですし、両想いになったとしても、付き合っているのに相手の気持ちが分からない、ということで疲れる人は多いです。
特に、好きな人からの好意や愛情を感じられない、または感じられなくなってきたときに、相手の気持ちが分からず不安になりやすいです。
など、相手の好意や愛情が本当なのか疑わしい行動をされたとき、相手の気持ちがよく分からず不安になり、疲れてしまいやすくなります。
◇自分に自信がない
自分に自信がないときも、恋愛で疲れる人は多いです。こんな自分で大丈夫なのか、嫌われたりしないか、と思って相手に気を遣ってしまったり、自信がないことを悟られたくなくて取り繕ったりしていると、本当の自分が出せず疲れてしまいます。
相手から連絡がないのは、単に忙しいからなのかもしれませんし、そっけないと感じてしまうのは、相手が単に疲れているからなのかもしれません。しかし、自分に自信がない人は、何か嫌われることをしたのではないか、機嫌を損ねるようなことを言ったのではないか、と思ってしまい、全て自分が悪いような気がしてしまいます。そうして自分が責任を背負い込みすぎてしまうと、疲れやストレスを感じやすくなります。
◇喧嘩が多い
せっかく両想いになって付き合えたとしても、喧嘩が多いと疲れてしまいますよね。お互いの意見を言い合ったり、思っていることを素直に言えたりするのはとてもいいことですが、喧嘩の回数があまりにも多いと、「相手と価値観が合わないのではないか」「相性が悪いのではないか」と不安を感じやすくなります。喧嘩に消費するエネルギーよりも、関係性への不安を抱えるために、疲れたと感じる人が多いようです。
◇自分の意見を言えない
自分の意見をなかなか言えず、相手に合わせてしまっていると、次第に疲れてしまいます。本当は出かけずにゆっくりしたい、本当はもっと一緒に過ごしたい、ということを言いたいけれど言えない状態が続くと、自分の気持ちとは違う行動をしなければならなくなるので、心が疲弊していきます。
好きな人には嫌われたくない、良く思われたい、というのは当然のことです。しかし、きちんと自分の意見を言わなければならないときにも、相手に合わせてばかりだと、恋愛に疲れやすくなってしまいます。
では、恋愛で疲れてしまうのはどういった人が多いのでしょうか。
◇いつも他人に合わせてしまう
恋愛だけでなく、いつも他人に合わせてしまう人は、相手の顔色をうかがったり、相手の好みに合わせてしまったりするため、恋愛でも疲れやすくなります。行きたいところや食べたいもの、連絡の頻度や会う日時など、相手に合わせてばかりだとストレスがたまるはずでしょう。
本当は自分の希望があるのに、思っていることを言えない、というのは精神衛生上あまりよくないことです。友達といても、相手に合わせてばかりの人は、恋愛でも同じように振るまうことが多く、恋愛で疲れてしまうでしょう。
◇依存しやすい
依存しやすい人は、好きになった人や恋人に依存してしまい、相手が離れていかないようにするためなら、どんな手段を使ってでも阻止しようとします。また、常に相手のペースに合わせようとするために、自分の予定や仕事を後回しにしてしまいます。
など、相手の都合に常に合わせていると、自分の時間がなくなったり他人からの信用を失ったりして、恋愛による疲れやストレスを感じやすくなります。
◇結婚を焦っている
結婚を焦っている人は、相手に結婚する気があるのかどうか、ということが常に気になり、恋愛で疲れやすくなってしまいます。結婚を考えてくれるなら相手に合わせて頑張りたい、でもそうでないなら、次の人を探さなければ…と、自由に恋愛を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
では、恋愛で疲れてしまったときは、どのように対処していくといいのでしょうか。
◇恋愛を少し休んでみる
恋愛で心が疲れてしまっているのであれば、少し恋愛を休んでみるのも一つの手です。片想いであれば、少し相手のことを考えるのをやめ、両想いであれば、少し距離をおいてもらうのがいいでしょう。
少し休むことで、どうして恋愛で疲れたのかということを振り返る時間にもなりますし、少し休めば、また恋愛がしたいと思えるようになるかもしれません。
◇友達と遊んでリフレッシュする
恋愛で疲れたときは、友達と気持ちをリフレッシュするのも効果的です。恋愛に疲れているときは、恋愛のことで頭がいっぱいになりがちです。友達と遊ぶことで、恋愛から離れて自分の時間を楽しむことができますし、気持ちをリフレッシュさせることで、また恋愛を楽しむ余裕が出てくるかもしれません。ご飯に行ったり、ショッピングに行ったり、カラオケで思いっきり歌ったり、といったように友達と遊ぶことで、気持ちがリフレッシュして恋愛にも前向きになりやすいです。
◇一人の時間を楽しんでみる
恋愛に疲れたら、思い切って一人の時間を作り、一人の時間を楽しんでみましょう。趣味に没頭してもいいですし、何か新しいことを始めてみるのもいいでしょう。一人の時間が充実してくると、恋愛の悩みが小さく感じられやすいですし、自分に自信がついたり、相手に依存しなくなったりと良い効果もたくさんあります。
◇美味しいものを食べてみる
疲れたときは、美味しいものを食べるとストレス発散になりますよね。高級なものでなくても、お気に入りのスイーツを食べてみたり、おしゃれなランチに行ってみたり、普段は作らない手料理を作ってみるのもいいでしょう。美味しいものを食べることで、気持ちが晴れて、恋愛の疲れが取れやすくなります。
恋愛は、いつも楽しいとは限らず、ときには疲れてしまうこともありますよね。しかし、疲れていながらも続けているということは、相手のことを思っている証拠でもあります。好きだけどうまくいかないと感じたときは、相手に合わせすぎて自分の好きなことができない状況に陥っていないか、恋愛のことばかり考えて依存してしまっていないか、ということに気をつけて、適度に恋愛以外のことに打ち込むことによって、結果として恋愛もうまくいくことが多いでしょう。