>
  1. 仕事の失敗がつらい。ストレス・メンタル不調の原因と解消法

仕事の失敗がつらい。ストレス・メンタル不調の原因と解消法

公開日 2020.09.10
職場・仕事
うららか相談室

仕事をしていると、いつもうまくいくわけではなく、失敗することもありますよね。「その失敗を糧にまた頑張る」と口で言うのは簡単ですが、失敗を引きずってしまったり、仕事の失敗を思い出して長い間つらい気持ちを抱えたりすることが多く見られます。では、仕事の失敗を引きずってしまってつらいときには、どのように対処していくのがいいのでしょうか。

>仕事の失敗を引きずる悩みを相談できるカウンセラーはこちら

目次

- 仕事の失敗がつらいのは頑張っている証拠

- 仕事の失敗を引きずりやすい人の特徴

- 仕事の失敗がつらいときの対処法

- 仕事の失敗をストレスにしない方法

- 失敗がトラウマになってしまったら

- まとめ

仕事の失敗がつらいのは頑張っている証拠

仕事をしていて、一度も失敗をしない人はいません。慣れないうちは失敗することも多いですし、人間ですからミスをしてしまう日もあるでしょう。そこで、その失敗を「つらい」と思っているのであれば、それは仕事を頑張っている証拠でもあります。

「仕事なんてどうでもいい」「とりあえずお金が稼げればいい」くらいに思っているのであれば、仕事で失敗をしたって何も気にならないでしょう。「もっと成果を出したいから」「周りの期待に応えたいから」と頑張っているからこそ、仕事の失敗をつらいと思うのではないでしょうか。

臨床心理士に悩みを相談してみませんか?

臨床心理士とは・・・


悩みを抱える人との対話をベースに、精神分析や心理療法を使って問題の解決をサポートする「こころの専門家」です。


臨床心理士の資格は厳しい学習条件が求められ、心理業界では長年にわたり根強い信頼性を持っています。


うららか相談室には、多くの臨床心理士が在籍しています。

メッセージ・ビデオ・電話・対面、あなたが一番話しやすい方法で、悩みを相談してみませんか。

仕事の失敗を引きずりやすい人の特徴

仕事の失敗を引きずりやすい人の特徴として、「真面目」ということが挙げられます。仕事の失敗には様々な理由があります。もしかすると、失敗したのは上司の指示が分かりにくかったからなのかもしれませんし、一緒に作業していた人の確認不足も原因の1つかもしれません。しかし、真面目な人ほど、「全部自分が悪い」と思う傾向にあります。「あの行動が駄目だった」「もう二度と失敗しないようにしよう」と繰り返し反省することで、仕事の失敗を引きずって、つらい気持ちを思い出しやすくなります。

もちろん、同じ失敗をしないように考えることは大切ですが、失敗したときのことを何度も思い出す必要はありません。真面目とよく言われたり、物事をネガティブに考えてしまったりする傾向がある人は、仕事の失敗を引きずりやすくなります。

仕事の失敗がつらいときの対処法

では、仕事の失敗がつらいときには、どのように対処していくのがいいのでしょうか。次の方法を試してみてください。


◆仕事の失敗自体は一旦受け止める

まずは、仕事の失敗そのものをありのまま受け止めましょう。起こったことを受け止めきれずに目をそらしてしまうと、中途半端に気になってしまうこともありますし、同じ失敗をしないための具体的な対策も立てづらくなります。そうすると、また同じ失敗をしてしまう可能性が高くなり、失敗したことを周囲に隠そうとすると、かえって状況が悪化することもあります。

最初は一度失敗を受け止めて、迷惑をかけてしまった人には謝りましょう。勇気がいることではありますが、そうすることで将来的に失敗を減らすことになりますし、周りに対しても、「失敗したらきちんと対応できる」という誠実な態度を見せることができます。


◆失敗から学ぶ

仕事で失敗をしてしまったら、どうしてその失敗が起きてしまったのか、同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいか、しっかり学ぶようにしましょう。仕事で失敗をしたら気持ちが落ち込むのは当然のことですが、失敗しない人はいません。どんなに地位が高い人も、仕事ができる人も、一度も失敗をしていないということはありません。そうした人は、過去の失敗から対策を学んでいることが多いです。大切なのは、同じ失敗を繰り返さないように、失敗の原因や対処法について整理して考えることです。


◆周りに相談する

仕事で失敗してつらい時は、上司や職場の人に相談するのもいいでしょう。一人で悩んでいてもなかなか解決策が見つからないときは、周りの人の意見を聞くことで新しい発見があるかもしれません。

また、「失敗して、怒られた」と思っていることがあるかもしれませんが、上司は「同じ失敗をしてほしくない」という思いから、そのような言動にいたっているのであり、あなた自身を否定しているわけではないという可能性もあります。失敗で迷惑をかけた相手に申し訳ないと思っており、今後につなげたいという気持ちがあることを素直に相談すれば、上司も親身になって相談に乗ってくれるかもしれません。


◆失敗を次に活かす

失敗を引きずってつらいときは、どうやったら次に活かせるかに目を向けてみましょう。起こってしまったことは変えられません。すでに起こってしまった失敗を反省することは大切ですが、いつまでもそこに意識を向けていてはつらい思いをするばかりです。

どうして失敗してしまったのか、どうやったら次に活かせるか、ということに意識を向けることで失敗したことのつらさをあまり感じずに済むようになります。

仕事の失敗を引きずってしまう方へ

カウンセリングを通じて、自身の内面とじっくり向き合ってみませんか?

うららか相談室では、あなたの「変わりたい」という気持ちを、臨床心理士やキャリアコンサルタントなどの専門家がしっかりとサポートさせていただきます。

仕事の失敗をストレスにしない方法

仕事で失敗してしまったとき、ストレスを感じたり、働くことが嫌だと思ったりすることがありますよね。そんなときにはどのように対処するといいのでしょうか。次の考え方を試してみてください。


◆注意されるのは期待されているからと知る

まず、「失敗して怒られているのは、期待されているから」だということを知りましょう。人は、相手に期待しているうちは、改善されることを信じて、注意することがあります。しかし、「何を言っても無駄だな」「直そうとしないので、改善されないだろうな」と思われるのであれば、注意することすらしないでしょう。人に注意するというのはエネルギーがいることですし、相手も注意しなくて済むなら注意しないでいたいと思っています。注意することで嫌われたり悪く言われたりするかもしれません。そのリスクをとってでも注意しているということは、期待されているからと考えていいでしょう。

一度してしまった失敗は変えられませんが、今後に期待されているということが分かれば、少し楽になるのではないでしょうか。


◆反省はして自分を責めない

失敗をしたときに、反省することはとても大切ですが、自分を責めるというのはまた別のことです。失敗が大きければ大きいほど、また責任感が強ければ強いほど、自分を責めたくなるでしょう。しかし、自分を責めていても状況は変わりません。一時的に責める気持ちになったとしても、過去のことから未来に考えを切り替えることで、仕事の失敗からくるストレスを大きく減らすことができます。


◆怒られたときこそ感謝する

怒られるのは何歳になってもいい気持ちはしないものです。しかし、怒ってくれる人がいないのも悲しいものです。ある程度年齢が上になったり、立場が偉くなったりすると、周りの人はなかなか意見を言いづらくなりますし、間違ったことを言ったとしても、指摘されることも減ったりします。そうすると、自分が間違っていることに気がつかなかったり、違う方向に進んでいても誰も指摘してくれなくなったりします。

怒ってくれる人がいるというのは、実はとてもありがたいことです。言いにくいことを言ってくれている、放っておかずに自分のためを思って言ってくれている、そう思えるのであれば、仕事で失敗をしても、怒られることに対するストレスを減らすことができるでしょう。


◆必要以上に気にしすぎない

仕事の失敗を気にしすぎないというのも一つの手です。特に経験が浅いころは、誰でも失敗をしますし、周りもそんなに最初からなんでもできると思っていません。ある程度経験を積んだとしても、失敗やミスというのはどうしても起きるものです。

「失敗はときには防げないもの」と割り切って、失敗をしてしまったときにきちんと謝罪をする、迷惑をかけた人には心から謝る、それをするだけでも周りの人は失敗を許して時間が経てば忘れたり、ほとんど気にしていなかったりすることが多いです。あまり仕事の失敗を気にしすぎないで、次は気を付けようという気持ちでいることで、仕事で失敗をしたときのストレスを軽減できるのではないでしょうか。


失敗がトラウマになってしまったら

そうは言っても、失敗してしまったことがトラウマになり、「なかなか次のチャレンジに踏み出せない」「いつまでも失敗したことが脳裏によぎって気になってしまう」ということもあります。そんなときには、カウンセリングなどを活用して、じっくり話を聞いてもらうのも効果的です。

多くの場合は、「失敗した」という事実がつらいわけではなく、その失敗のせいで周りに迷惑をかけてしまった、周りからの評価が悪くなってしまった、ということに対して、つらい気持ちを抱えています。失敗にくよくよしてはいけないと頭では分かっていても「具体的にどうすれば、つらい気持ちが和らぐのか」「トラウマになってしまったことを克服できるのか」について、自分一人では解決できないこともありますよね。また、一人で抱え込んでいると、「また失敗したらどうしよう」という不安から仕事のパフォーマンスが下がったり、また失敗を繰り返してしまったりする可能性もあります。

なかなか一人で考え方を変えることができない、そんなときはカウンセリングを活用して、仕事で失敗した自分を労ってあげましょう

まとめ

仕事で一度も失敗をしたことがないという人はほとんどいません。誰しも失敗はするものですし、その度につらい思いをするのも当然のことです。

しかし、トラウマを抱えてしまったり、失敗した感覚を引きずってしまったりする場合、仕事にも悪影響が出てしまうので注意しましょう。また、集中力が続かない、頑張りたいのになかなか気持ちがついてこない、といったことで失敗を繰り返してしまう場合、もしかするとそれはうつ病などのメンタル不調の前段階に見られる症状であるかもしれません。一人で悩まず、ぜひ専門家に悩みを相談してみてください。

>仕事の失敗を引きずる悩みを相談できるカウンセラーはこちら

このコラムを書いた人
オンラインカウンセリングうららか相談室運営スタッフ
うららか相談室スタッフ
うららか相談室の運営担当です。カウンセリングに関する疑問・知識や活用方法について、初めての方にもわかりやすくご案内します。
カウンセリングを受けてみたい方へ

うららか相談室では、臨床心理士・社会福祉士などの専門家を選び、メッセージビデオ電話対面形式のカウンセリングを受けることができます。


オンラインカウンセリングならカウンセリングルームに出向く必要がなく、自宅などのリラックスできる場所で、好きな時間に受けられるため、外出が難しい方や、心療内科でのカウンセリングに抵抗がある方にも気軽に受けていただけます。


また、匿名で相談ができるため、家族や友人に知られることなく、安心して相談していただくことが可能です。