紹介文
家庭裁判所の調査官として、離婚や面会交流などの家庭・夫婦関係の問題や、非行少年とその保護者の支援経験をお持ちのカウンセラーさんです。夫婦・親子関係、育児、メンタルヘルス、職場の人間関係、恋愛など、幅広い相談に対応可能で、現在は様々な企業内のコミュニケーションの改善支援を行われています。
カウンセラーからのメッセージ
はじめまして。公認心理師の宮本直樹です。
私は大学卒業後、家庭裁判所調査官として全国各地で勤務し、多くの非行少年や夫婦間紛争の当事者の方々とお話をして、問題解決に向けたご支援を行ってきました。2022年より組織人事コンサルタントに転身し、あらゆる組織人が孤独を抱えず活躍できる社会をつくるべく、主に職場内コミュニケーションの改善に取り組んでいます。
家庭裁判所調査官時代、人々の抱える問題の奥底には共通して存在するものがあることに気づきました。それは自分を分かってもらえない寂しさ、孤独です。非行少年の多くは、両親や教師、友人らに受け入れてもらえなかった悲しみを口にします。家庭内紛争中のご夫婦の多くは、パートナーからの思いやりに欠けた言動への深い傷つきを吐露します。
そうした方々とお話させていただくにあたり、私が最も重視してきた姿勢が傾聴です。傾聴とは、ただ黙ってお話を聴くことではありません。お相手のありのままの世界が理解できるよう質問したり、気づいたことをフィードバックしたりするプロセスを含みます。「分かったフリをしない」「分かるまで徹底的に聴く」が私のモットーです。そうすることで、人はようやく孤独を脱し、変わるために一歩踏み出す勇気を持てるのだと思います。
夫婦関係、育児、職場の人間関係、恋愛など、どんなテーマでも構いません。お一人で抱え込まず、あなたのお悩みを教えてください。一人きりではないと思えることが幸せに向けた第一歩です。
※ビデオ相談でお顔を見られたくないといった場合、カメラをオフにして相談を行うことも可能です。
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資格・経歴
家庭裁判所調査官として、離婚や面会交流といった家庭内紛争の当事者、非行少年及びその保護者との面談業務に従事。現在は、組織人事コンサルタントに転身し、様々な企業における人間関係の問題解決支援やキャリア開発支援を行っている。
2024年度より東京公認心理師協会産業領域委員に就任し、公認心理師・臨床心理士の技能向上を図る活動に参画。