婚活がうまくいかなくてやめたい…と、婚活に疲れる女性は意外と多いです。いい相手に巡り会えない、いいなと思った人がいても相手に振り向いてもらえないなど、疲れる理由は人それぞれです。中には婚活を休んだりやめたりするのは気が引けて、身動きがとれなくなっている人もいるのではないでしょうか。
では、婚活に疲れるのはどうしてでしょうか。また、婚活疲れの解消法にはどのようなものがあるのでしょうか。
目次
- 婚活に疲れる原因
- 婚活疲れの解消法
- まとめ
マイナビウーマンの調査によると、婚活で疲れたことがある、と答えた女性は全体の約8割にも及びました。
さらに、婚活に疲れたと回答した人に、「婚活をどれくらいの期間しているか」という質問をしたところ、1番多かったのが3年以上、その次が3ヶ月~半年未満、その次が半年~1年未満という結果になりました。3年以上も頑張って成果が出ないとなると、確かに疲れてしまいますよね。
では、婚活に疲れてしまう原因は一体何なのでしょうか。
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◇時間がかかる
まず第一に、婚活に時間がかかるということが挙げられます。婚活をしようと思うと、パーティーに行ったり、街コンに出かけたり、結婚相談所に登録して相手を紹介してもらう、ということが多いですが、パーティーや街コンも、準備をする手間などを入れると半日ほどの時間を使ってしまいます。また、結婚相談所に登録すれば、会う相手を絞ることができますが、相手の人とメッセージのやり取りをしたり、実際に会ってデートをしたり、そういったことを何回も繰り返す必要があります。
ちょっといいなと思って何回かデートをしたけれど、実際に結婚には至らなかった、ということがあると、また一からやり直すことになります。
結婚は、人生における一大イベントです。お互いにそう簡単には相手を決められないことが分かっていても、何ヶ月、または何年もかかると、婚活疲れを感じてしまう人は多いです。
◇お金がかかる
婚活をするには、それなりのお金がかかります。婚活パーティーや街コンは1回に数千円がかかりますし、結婚相談所は何十万円とかかる場合もあります。ネットやアプリでの婚活も、メッセージのやり取りをするのにお金がかかるものもあります。
多くの女性は、少しでもいい印象を持ってもらおうと、美容院に行ったり、新しい服を買ったり、コスメを買ったりしてオシャレをしますよね。多くの男性は、デートの度にお茶代や食事代などを負担することになり、お金がかかります。
安く抑えようと思っても、月に1万円はかかるでしょうし、力を入れようと思ったら、毎月何万円もかかることになるでしょう。それだけお金をかけても上手くいかないとなると、婚活に疲れてきますよね。
◇初対面の人と何度もコミュニケーションをとる
婚活では、初対面の人と、何度もコミュニケーションをとることになります。婚活パーティーでは、5分ごとに新しい人に自己紹介をして、終了までに合計数十名と話すような場合もあります。ネット婚活やアプリでは、毎日のように知らない人とメッセージのやり取りをすることもあるでしょう。
関わりを持つ人がみな良い人とは限りませんし、嫌なことや心ないことを言われて傷つくこともあるでしょう。会話が弾まないのに1~2時間お茶をしたり、相手に話をふったり気を遣ったりするばかりで、自分が話したいことは話せずに終わってしまうケースも少なくありません。
そういったことをずっと繰り返さなければならないと思うと、疲れてしまう人は多いです。
◇成果が出ない
婚活は、頑張ったからといって必ず成果が出るわけではない、というところに疲れを感じる人は多いです。仕事や勉強であれば、努力して頑張れば、ある程度の成果は目に見えて分かるようになります。しかし、婚活は必ずしも、頑張ったらいい人に出会える、努力すれば成果が出る、というわけではありません。
オシャレをして、会話が弾むように気を遣っても、相手から選ばれないこともあるでしょうし、やっとの想いでお付き合いがスタートしても、結婚には至らないこともあるでしょう。
時間もかけた、お金もかけた、コミュニケーションにも気を遣っている、それなのに成果が出ないと、婚活疲れを感じる人は多いです。
◇休んでいいかどうかの判断がつきにくい
婚活に疲れたと思っても、活動を休んでいいか判断がつきにくいことが、婚活が辛くなる理由の1つではないでしょうか。「休みたいけれど、その間に運命の人を逃してしまうかもしれない」「今休んでこの先、一生結婚できなかったら…」という不安を感じ、婚活を休みたいのに休めないという状況に陥りやすくなります。
疲れているのに、毎週のように婚活パーティーに出かけ、時間もお金も使っていると、婚活が辛く感じてしまうでしょう。
◇マッチングができないと自信がなくなる
自分から「いいな」と思った人とマッチングができない、マッチングできたとしても相手からすぐ振られてしまう、そういったことが重なると、まるで自分がダメな人間かのように思えて、自信を失う人が多いです。特に、女性が年齢を理由に断られたとき、男性が年収を理由に断られたときなど、肩書きで断られるようなことがあると、自分を否定されたように感じてしまいます。
カウンセリングを通じて、自分の気持ちとじっくり向き合ってみませんか?
うららか相談室では、臨床心理士などの専門家があなたの不安や悩みをしっかりと聞き、気持ちの整理や解決をサポートさせていただきます。
では辛い婚活疲れの解消法にはどのようなものがあるのでしょうか。
◇他の方法を試してみる
もし、今の婚活方法が合わない、婚活に疲れた、と感じているのであれば、別の方法を試してみるのもいいでしょう。例えば、婚活パーティーに毎週行っているけど、初対面の人と何人も話して疲れるというのであれば、結婚相談所でじっくり紹介してもらう方法が自分に合っているかもしれません。逆に、結婚相談所に登録しているけどなかなかいい相手を紹介してもらえないという人は、街コンや婚活アプリなど、多くの人と出会える方法が自分に向いているかもしれません。
婚活の方法には、それぞれのメリットやデメリットがあります。自分に合った婚活方法が別にあるかもしれないと思ったら、新しい方法を試してみましょう。
◇自分を責めるのをやめる
結婚とは、そもそも簡単に決まるものではありません。また、ご縁があっての話になるので、当然うまくいかないこともあるでしょう。婚活がうまくいかないと、自分が悪いのではないか、自分は婚活市場で必要とされていないのではないか、という気持ちになりやすいですが、そうやって自分を責めるのはやめましょう。自分を責めていると、自信がなくなったり、今後の婚活も上手くいかない気がしてきますが、それは自身の言動にも現れてしまいます。自分に自信がなさそうな人だと、相手にも気を遣わせてしまって、さらに婚活がうまくいかない、という負のスパイラルにはまってしまいます。
無理にポジティブになる必要はありませんが、婚活がうまくいかないからと自分を責めるのはやめておきましょう。
◇第三者に相談してみる
婚活に疲れてしまったら、友達や知り合い、他に婚活をしている人などに話を聞いてもらうのもいいでしょう。話を聞いてもらうだけでも、心のモヤモヤが解消され、気持ちがスッキリするかもしれません。ありきたりな慰めは要らない、具体的なアドバイスがほしい、という人は、カウンセリングを活用するのもいいでしょう。結婚や恋愛についての相談を受けてきた経験が豊富なカウンセラーにお話することで、何かいい方法が見つかるかもしれません。
◇婚活を少し休んでみる
婚活がうまくいかないと、徐々に焦る気持ちも出てきますが、思い切って休んでみるというのも一つの手です。疲れたままの状態や、自分に自信がない状態で婚活を続けていると、それが相手に伝わって、悪い影響を与える可能性もあります。婚活がうまくいかないせいで、友人関係や仕事でも失敗が増えるとさらに辛いですよね。
どうしても焦ってしまう、今休んだらダメな気がするという人は、半月や1ヶ月でもいいので、期間を決めて休んでみてはいかがでしょうか。その間に自分の好きなことをしたり、友達と遊んだりすることで、いいリフレッシュになりますし、結婚というものについて冷静に考えるいい機会になります。
婚活は、スムーズに成功する人もいれば、うまくいかないで悩む人もいます。うまくいかない期間が長くなるほど、婚活に疲れて、もうやめたい、休みたい、と思う人も多くなります。
疲れてしまって、婚活が辛い、と思ったら、少し休んでみたり、誰かに相談したりするのもおすすめです。
精神的に思い詰めたまま婚活を進めるよりも、リフレッシュしたり、前向きな気持ちになることに意識を向けたりした方が、結果的に早く婚活の成果が出るかもしれません。一人で悩んでいる、気持ちが落ち込んでいる、という方は、カウンセリングを活用して、辛い気持ちを少しでも軽くしてみてくださいね。
参考サイト
婚活に疲れた女性は約8割! 婚活はうまくいかなくても続けるべき? | マイナビライフサポート 結婚相談所ナビ
https://woman.mynavi.jp/lifesupport/marriage/blog/190224-251/