鈴木 知恵
(すずき ちえ)女性
臨床心理士・公認心理師
2/14 15:00〜 相談可能
紹介文
20年の支援経験があり、発達支援センター、療育機関などで、発達障害関連の支援に携わってこられたカウンセラーさんです。発達障害、子育て、不登校、親子・家族関係、体の病気に伴うつらい気持ち等の相談を得意とされ、中学校のカウンセラーや子育て支援などの経験もお持ちです。
カウンセラーからのメッセージ
はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。
臨床心理士・公認心理師の 鈴木 知恵 (すずき ちえ) と申します。
このページをご覧くださっている方の多くは、「カウンセリングというものを受けてみようかな」「もし話すとしたら、どの人に話すのがいいだろう」とお考えになっている方ではないかと思います。カウンセリングというものに触れること自体が初めてで、ちょっと不安な方も、きっとおられることでしょう。
あなたが今その胸の内に抱えているものは、あなたの大切なお話です。人に話すのに勇気がいったり、不安になったりするのは当然です。
もしかしたら、その胸の内のもやもやを、まだ誰にも話したことがない方もいらっしゃるかもしれません。また、既に誰かに相談してはみたけれど、なかなか理解してもらえなかったり、何か決めつけるような言い方をされたり、一方的に正論らしきものを押し付けられたりして、余計にもやもやしてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
心の悩みは、なかなかすぐには解決しないものです。様々な角度から状況を見つめ直したり、試行錯誤を繰り返したりしていくことで、ご自身とご自身の置かれた環境に合った方法を見つけ出していく必要があります。お一人でこの作業をしていくのは、なかなか辛いことだと思います。孤独を感じることもあるでしょう。出口なんかないのではないかと思えることもあるでしょう。
そんな時、あなたに伴走し、共に考え、心理学の知識と経験をもとにご提案を差し上げ、あなたが「それならやってみよう」と思えることを一緒に探し、もしもそれがうまくいかなかった時にはまた別の方法を共に考えていく、それがカウンセラーとしての私の役割だと思っています。
ここからは、私が皆さんのご相談を伺う時にどんなことに気を付けているのか、どんなことを大切にしているのかをお伝えしていきたいと思います。少し長い文章になりますが、ご興味があれば、ぜひ最後までお読みになってみてください。
まず、私がカウンセリング場面で一番大切にしていることは、相談者様のことをできるだけ深くよく知ろうとすることです。カウンセラーだからといって人の心が読めるわけではありません。「人の心は複雑で奥が深く、どんなに知ろうとしても理解しきれるものではない。」ということをよく理解しているのが心の専門家である私たちカウンセラーです。だからこそ、私たちは相談者様のお話をよく聴き、少しでもよく理解しようと努力します。
あなたのことを一番よく知っているのはあなたです。是非あなたのことを聞かせてください。うまく話す必要はありません。もちろん、話したくないことは無理にお話いただかなくて結構です。カウンセラーは話を聴くプロです。あなたが胸の内に抱えていることを、話しやすいようにサポートをさせていただきます。話すこと自体がご自分の気持ちを整理することに繋がるということはよくあることです。また私たちは、あなたのことをよく知れば知るほど、あなたの気持ちの整理をお手伝いしたり、解決の糸口を見つけるお手伝いをしたりすることがしやすくなります。
人に相談するなんて恥ずかしい行為だ、自分のことは自分で解決するべきだ、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、カウンセリングは自分で自分を助けていくプロセスです。カウンセラーを利用しながら、あなた自身が、あなたの心に自分で向き合っていくのです。必要な時に、適切な人に相談ができるということは、あなたに備わった大事な能力です。是非、今あなたの中に芽生えつつある「相談してみようかな」という気持ちを大切にしてあげてください。私もまた、そのあなたの勇気を大切に受け止めたいと思います。
カウンセリング中は、時間が許す限りあなたのお話を邪魔することなく聞かせていただきます。あなたが私から一方的に意見を押し付けられたり、私にジャッジされたりすることはありません。ですので、どんなことでも安心してお話しなさってください。
お話の途中で、「あなたのお話を伺ってこういうことかなと思ったのですが、私の理解はあなたの思いとずれていませんか?」という確認の質問を挟ませていただくことがあると思います。これは、私があなたのことを適切に理解するための質問です。一般的な会話では、なかなか「違う」とは言いにくいと思いますが、あなたと私の共同作業を正しく進めるために、是非遠慮なく、「そうじゃなくて、こうなんです」と教えていただければと思います。
始めにもお話ししましたが、心の悩みはなかなか簡単には消えません。もしあなたが望んでくださるなら、私は何度でもあなたのお悩みについて一緒に考えていきたいと思っています。
こんなことでも相談していいのかな?と思うこと、ちょっとした愚痴、少し重たい話、どんなことでも結構です。もし話してみたいことがあれば、是非お気軽にご相談ください。
※未就学のお子様、学齢期のお子様についてご相談をなさりたい方で、発達検査や知能検査の結果をお持ちの方は、ご希望があればそちらの結果も参考にしながらご相談を進めることが可能です。その場合、お子様の様子やお困りごとを聞かせていただく回と、確認させていただいた検査結果とご相談内容を絡めてご助言をさせていただく回の【合計2回】のカウンセリングが必要になります。あらかじめご了承ください。
※精神科、心療内科に通院されている方は、カウンセリングを受けてもよいかどうかあらかじめ主治医の許可を取っておいてください。主治医とカウンセラーの方針の違いにより相談者様を大きく混乱させることがないようにするために必要なことです。カウンセリングを受けることよりも何よりも、休養が必要な時というのもあります。カウンセリングの内容があなたの許可なく主治医に伝わるということはありませんのでご安心ください。ご協力をよろしくお願いします。(公認心理師法第42条2項)
※ビデオ相談でお顔を見られたくないといった場合、カメラをオフにして相談を行うことも可能です。
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資格・経歴
大学、大学院で心理学を学び、公立中学校のカウンセラーとして8年間勤務。その後、県発達障害者支援センター、民間療育機関、発達支援センターなどで12年間発達障害関連の仕事に従事してきた。またこれらと並行する形で保健所での乳幼児健診、子育て支援などの仕事にも長く携わった経験を持つ。現在は一生の付き合いとなる疾患を複数抱えながら自身の体と折り合いをつけつつ自宅にてオンラインでカウンセリングを行っている。