紹介文
精神科・心療内科、小学校~高校、大学などで、子どもから大人まで幅広い年齢の方に対し、25年以上の相談経験をお持ちのカウンセラーさんです。対人関係、うつ病等の精神疾患、不登校、進路、仕事、子ども・大人の発達障害に関する相談、中年期の人生相談などを得意とされています。
カウンセラーからのメッセージ
ゆみばよしこ(弓場佳子)と申します。よろしくお願い致します。
突然ですが、カウンセリングって、どんなことをするのでしょう?
そんな疑問をお持ちの方は、いらっしゃると思います。
私ごとですが、最近、ラベンダーの鉢植えを買いました。ラベンダーの香りは、心を落ち着かせる作用があります。心の急く(せく)日が続いていましたが、ラベンダーの香りを吸うと、新しい空気がスッと心に入ってきて、「ゆっくりゆっくり」と、自分に言ってくれているようでした。
カウンセリングも、そんなふうに感じる方もいるようです。これまでの自分に、新しい風を吹き込むような、そんな感じです。
人は、怪我をしたら、絆創膏をそっと貼る。お腹の調子の悪いときは、温かいスープを飲んでみる。そんな風に、体の手当を自分でも、工夫しながら、やってみますよね。
心も同じだと思います。辛い時、迷うとき、前に進めない時、自分でいろいろやってみるけど、うまくいかない、なんてことはありますよね。
そんなときは、ラベンダーの花や絆創膏や、スープのように、少し、人の力を借りて、そっと心を癒してみませんか?
ふと気づくことがあったり、ふと自分に優しくなれたり、それが、カウンセリングだと思います。
そんなお手伝いを、させて頂けたらと思います。
あなたの心が少しでも楽になれば、幸いです。
*時には、話すことで却ってしんどくなることもありますので、はじめから深くお聞きして、しんどくなるようなカウンセリングにならないよう、こころがけています。
これまでの経歴を含めた紹介をさせていただきます。
現在、不登校の子どもたちが大勢います。これまで私は、教育センターや小中高校15校でスクールカウンセラー、大学の学生相談室でカウンセラーとして、不登校の子どもたちや保護者の相談にのってきました。不登校は子どもも保護者も辛いものです。子どもによって理由は様々ですし、子ども自身理由がわからない子もいます。私は「見守りましょう」と助言したことは一度もありません。見守ることも大切ですが、本人の気持ちが楽になるのなら、少しでも本人や保護者、学校ができることを考えることも大切だと思います。その子に合った、その時々の対応や学校以外の居場所も大切です。一緒に考えていきませんか?
18歳未満のお子さんについては、親権者の同意があれば相談可能です。
不登校以外の相談も大丈夫です。私は、心療内科、精神科での勤務経験もあります。そこでは特に、神経症やうつ病などの精神疾患の方の心理療法を行ったり、人間関係について相談にのってきました。また、私自身、第二の思春期(40代から50代)といわれる時期に、これまでの生き方やこれからの生き方について、いろいろな思いがわいて、ふつふつとした時間を過ごしました。「たんぽぽの綿毛に冬陽あたりたるいつかは飛んで春の芽となり」、これは、その頃に私が詠んだ短歌です。この年代、特に女性は更年期(男性もあります)や自分の体力の衰えを感じ始め、その上、親の介護、子どもの自立、身近な人との別れなど人生の節目も多く訪れる時期です。こうした時こそ、自分や自分の生き方を考えてみませんか?
心と体はつながっています。東洋医学では、「血脈が順調に運行すれば精神も安定する」という言葉があります。血と気(エネルギー)が十分にあり、スムーズに流れると心も安定するという意味です。心の健康は、体をいたわることも大切です。「毎日をたんたんと生きていくこと」はなかなか難しいですが、こうした苦しい時期を乗り越えるためには、その人の生きる知恵や心と体にあった食材、栄養なども取り入れて、どうにかやり過ごしながら少しずつ前に進めるよう一緒に考え乗り越えていきませんか?
「こんなことで相談していいのかな」などと思わないでください。悩みが大きくならないうちに、そして、未病のうちに手当てをしませんか?
誰もが「そこにいるだけでいい」のです。自分が自分でいられるように、一緒に考えていきましょう。まずはメッセージカウンセリングからでも始めてみませんか?
※心の病気で心療内科などの病院を受診されている方は、医師の承諾を受けてください。また、他でカウンセリングを受けておられる方は、二重にカウンセリングは受けられません。
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資格・経歴
精神病院で心理療法士として勤務し、主に精神病圏の患者さんや家族の相談、デイケアスタッフとして働く。その後教育センターで、教育相談員として不登校、発達障害を中心に18歳までの子どもや保護者の相談、プレイセラピーや箱庭療法を行う。大学学生相談室では、カウンセラーとして、精神疾患、対人関係の悩みや進路についての相談を受ける。心療内科クリニックでは、青年期や中年期を中心に、主にうつ病などの神経症の患者さんに、精神分析的心理療法を行ったり、対人関係や人生相談にものる。スクールカウンセラーでは小学校から高校までの15校で、不登校や対人関係など、本人や保護者の相談を受け、教職員向けの研修を行う。うららか相談室カウンセラーとして、対人関係や不登校の相談を受ける。海外生活も短期だがある。