長屋 由起子
(ながや ゆきこ)女性
看護師・産業カウンセラー
9/2 10:00〜 相談可能
紹介文
がん看護専門看護師として、がんなどの病気に関する心配ごと、仕事と治療の両立、死別を経験された方の相談(グリーフケア)、終末期のケアなどに対応されてきたカウンセラーさんです。メンタルクリニックにて、企業で働く人のメンタルヘルス支援も行われています。
カウンセラーからのメッセージ
はじめまして。
私は、看護師として35年の経験を重ね、現在は看護大学での教育や、メンタルクリニックでの産業領域におけるメンタルサポート、各種研修活動などに取り組んでおります。
がん看護専門看護師として臨床の現場に長く関わってきたほか、中央労働災害防止協会の心理相談員、グリーフケアプレゼンター、治療と仕事の両立支援コーディネーター、終末期ケア専門士として、医療・福祉・産業・教育の各分野にわたり活動を広げてきました。
特に、がん患者さんとご家族、突然の別れを経験された方へのグリーフケアには、強い想いをもって取り組んでいます。
私自身もがんを経験し、両親の急逝を経た遺族として、喪失の痛みに寄り添うケアの大切さを実感してきました。
グリーフケアとは、喪失の痛みに向き合いながらも、その人らしい生き方を取り戻すためのサポートです。悲しみから“立ち直る”のではなく、悲しみと“共にある”姿勢を貫いています。
また、企業で働く方々へのメンタルヘルス支援も力を入れており、「心の不調は予防するもの」という考えのもと、気軽に受けられるカウンセリングや研修を心がけています。
「なんとなくモヤモヤする」「言葉にできない不安がある」——そんな小さなサインに耳を澄ませることが、心を守る第一歩です。
小さな石が積もって大きな堤防になる前に、心の荷物を下ろしてみませんか。
こころのケアは、特別な人のためのものではなく、誰もが必要とする“生活のひとつ”であってほしい。そんな願いを胸に、これからも一人ひとりの「その人らしさ」を大切にした支援を続けてまいります。
※ビデオ相談でお顔を見られたくないといった場合、カメラをオフにして相談を行うことも可能です。
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資格・経歴
看護師として35年の経験を重ねる中で、がん看護を専門的に深めるため大学院に進学し、がん看護専門看護師の資格を取得。就労と治療を両立する患者とその家族の心理的支援にも関心を持ち、産業カウンセラー、中央労働災害防止協会心理相談員、治療と仕事の両立支援コーディネーターの資格を取得。がん患者の家族としての経験、両親の急逝による遺族経験、自身のがん罹患経験を通じ、知識と実践の両面から多様な相談に対応している。現在は、メンタルクリニックにおいて企業の従業員支援に携わるほか、看護大学での教育、地域におけるがん患者支援活動(がんカフェ運営)、および病気や人生、遺族ケアに関する研修・講演活動も行っている。
<保有資格>
がん看護専門看護師・産業カウンセラー・中央労働災害防止協会心理相談員