太田 恭子
(おおた きょうこ)女性
臨床心理士・公認心理師
明日11:00〜 相談可能
紹介文
精神科クリニックにて、大人から子どもまで幅広い年齢の方のカウンセリングを行なってこられたカウンセラーさんです。交流分析という心理学理論を軸として、自己の変容に関するカウンセリングを得意とされています。
カウンセラーからのメッセージ
人に相談するということ。それは、とても簡単なようで、実際、とても難しいことだと感じています。
人に弱みを見せたくない、悩みは自分の中だけで解決してきた、もしくは、相談できる人はいる、けれども、この問題については人に知られたくない、と考えることもあるでしょう。
誰もが、まずは自分の中だけで考えます。そして行動に移し、問題が解消できた時もあれば、こんがらがってしまってもう自分の中で解決の糸口が見つからない、どうしよう、というところまでいってしまった方もいるでしょう。そういう時こそ、わたしたちを利用してもらいたいと考えます。
子育てをしていても、アンケートには常に、『誰か身近に相談できる人はいますか?』と確認されるように、社会で生きる私たちには他人に“相談する”ということで自分自身の精神的な健康を守っていけます。
人と悩みを共有できるということは、「一人じゃない」と再確認できることでもあります。「自分は一人じゃない、自分の存在を認めて、一緒に考えてくれる人がいる」という事実は、心が冷え切っている人にとって、とても温かいホッとする存在になるのではないでしょうか。
私が学ぶ交流分析(Transactional Analysis, 略してTAといいます)には、「人は誰でもOKである」「誰もが考える能力を持つ」「人は自分の運命を決め、そしてその決定は変えることができる」という三つの基本哲学があります。
私はこの「人は誰でもOKである」という哲学が好きで、自分自身の存在を認められているような安心感を覚えます。
私は、TAと出会い、学ぶ中でこの哲学に出会いましたが、日々、過ごす中で「I’m OK」でいることの心地良さは何にも代えることができません。
しかし、相談を受ける側の専門家ではありますが、私自身、自分が「I’m not OK」になることもあり、心理学は万能薬ではなく、全てが万事上手くいくわけでもない、ということも自覚しています。
あくまでも、理論に当てはめて考えると、こう考えることができるのではないか、という、漠然とした悩みに、道筋をつけて、自分自身が納得できるようにする。それが、心理学であり、私自身の日々抱えるモヤモヤを考える時にも役立っています。そして、あなたのモヤモヤを解消するお手伝いをするのが、わたしたちカウンセラーの役目だと考えています。
オンラインというツールは、場所や時間に制限をかけずに対応できる、とても便利なものだと思います。
この便利なツールを大いに利用し、カウンセラーを”身近な人”にしてもらえればと思います。
自分の悩みを一緒に抱えてくれる存在を頼り、そして、自分自身で考え、自分の道を決めて、より良い日々の暮らしを歩んでもらえたら、と思います。
※ビデオ相談でお顔を見られたくないといった場合、カメラをオフにして相談を行うことも可能です。
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資格・経歴
出版社で編集者を経験後、カウンセリングルームで受付事務として働いた経験から、自身もカウンセラーを目指す。子どもから成人まで、幅広く扱う精神科クリニックで働いたのち、電話カウンセリングも経験。現在は、対面カウンセリングを中心に、オンラインカウンセリングにも力を入れている。