紹介文
精神科や心療内科の看護師として、うつなどの精神疾患により生きづらさを感じている方の援助を行なってこられたカウンセラーさんです。仕事、恋愛、人間関係、家族関係、摂食障害、漠然とした不安など、様々な相談に対応されています。
カウンセラーからのメッセージ
はじめまして。
私は精神科の急性期病棟で看護師として勤務した後、現在はクリニックで勤務をしています。統合失調症、双極性障害、うつ、摂食障害、パーソナリティ障害、依存症などによって生きづらさを感じている方々が、少しでもその人らしく生活を送ることができるよう援助してきました。
病識をもつのが難しかったり、病識があっても理解が難しい中で、講義の仕方などを模索しながら心理教育にも携わってきました。
病棟勤務時代、ハラスメントやストーカー被害にあったことが原因で私自身が体調を崩し、食事や睡眠がとれずとても悩んだ時期がありました。摂食障害に近い症状がでたり、生理不順になったりと体と心がいかにつながっているかを実感した出来事でした。
当時、自分の中で何がどこまでストレスかよくわかっていなかった時に話を聞いてもらうことで、自分の中で整理することができたり、また反対に口に出すこと=その現実を目の当たりにすることとなり、それがかえってストレスになることもあるということを身をもって実感しました。
その経験をもとに、食生活アドバイザーや健康管理士指導士の資格をとり、現在は内科のクリニックとメンタルクリニックで勤務しています。
コロナ禍では、コロナウイルス流行すぐの頃、自身の健康や目に見えない漠然とした不安を抱えて過ごす人たちが増え、上記のような経験を活かしたくコールセンターで電話相談の仕事をしていました。
電話相談では直接体に触れてケアをしたりすることはできませんが、話を聞いてもらえたということだけで気持ちが落ち着いたり、1人じゃないと実感することで楽になれたという声をたくさんきくことができました。誰かに相談したいけど、病院やクリニックに行く勇気がでない。顔を見られるのが抵抗がある。
実際に病院やクリニックで出会った患者さん以上に、そういった悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃるということを知りました。
看護は単なる医療行為だけでなく、患者さんとの信頼関係の構築や心のケアが欠かせないと考えています。精神科での経験から得た洞察力を活かし、患者さんが抱える精神的な負荷や感情に寄り添い、安心感を提供することを大切にしています。
また看護は、体と心のバランスを取りながら、患者さんが自分自身を理解し、成長していくプロセスを支えるものだと捉えています。一人一人が健康で幸せな人生を歩んでいけるよう、共に歩みながらサポートすることを大切にしていきたいと考えています。
どんなことでも遠慮せずに相談していただければ幸いです。よろしくお願いします。
※ビデオ相談でお顔を見られたくないといった場合、カメラをオフにして相談を行うことも可能です。
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資格・経歴
看護師として精神科急性病棟で勤務後、内科、心療内科にて勤務。コロナ禍では電話相談業務も兼務。