精神科医とは
精神科医(精神神経科医)は、精神疾患(精神障害)や気分症状を主に扱う医師です。
代表的な精神疾患として、うつ病、統合失調症、認知症、てんかん、睡眠障害、不安障害などが挙げられます。
症状としては、抑うつ気分、落ち込み、不安、焦燥、幻覚・幻聴などが精神科医の対象となります。
一方、ストレスなどの心理的な要因から引き起こされる身体症状(心身症)を主に扱う医師は心療内科医となり区別されますが、こころの問題を専門的に扱う点では共通しています。
近年では、精神科という名前が受診のハードルを高くしているとのことから、特に精神疾患・心身症ともに対応している場合には、広い意味で「心療内科」と呼ぶこともあります。
両者ともに薬物療法だけではなく、認知行動療法(CBT:Cognitive Behavioral Therapy)などの精神療法(心理療法)も用いられます。臨床心理士や社会福祉士と連携して治療を行うところもあります。
医師にじっくり話を聞きたい方、うつ病ではないかと思っているけど病院に行くのをためらっている方にもおすすめの専門家です。
※うららか相談室のカウンセリングでは、病名の断定や診断書の作成、薬の処方には対応できませんのでご了承ください。