お子さんが「学校に行きたくない!」と言い出したり、急に行けなくなってしまったら、親としてどのように対応していいかわからなくなってしまいますよね。
このプログラムでは、事前にチェックシートを用いてお子さんの状況確認と今後のゴール設定を行い、その後、カウンセラーと週2回のメッセージのやり取りを通して、スモールステップで悩み事を解決する提案やゴールに近づくためのアドバイスをしていきます。
登校しぶりや不登校のお子さんにかかわる心構えや声かけ、お子さんの気持ちに寄り添う方法、言葉にできない気持ちなどを考えることができます。
カウンセラー自身も子ども二人の不登校経験があり、親子のストレスについても察する部分があります。また、大学、大学院で障害児教育を専攻していたため、発達障害があるなど、不登校の理由を詳しく話せないお子さんについても、学校が苦手な原因を考え、親子ともにストレスを減らしていける方法を考えていきたいと思います。
・登校しぶりや不登校に悩んでいる保護者の方
・お子さんへの見守りの姿勢、学校とのやりとり、不登校についての見通し、対応策について知りたいと思っている方
1. 登校しぶり・不登校の現在の状況、悩み、ゴール設定などの事前チェックリストに記入していただきます。
2. チェックリストをもとに、カウンセラーとスモールステップを決定します。例えば、「好きな授業だけクラスで受ける」ということが目標なら、それに至るまでの小さな目標を決めていきます。(ここまでのメッセージのやりとりは、往復回数に含まれません)
3. 週2回(全16回)のやりとりで、うまくいったこと、難しかったことなどを確認、目標の修正などをしていきます。また、お子さんとのかかわり方、声かけ、学校との連携の取り方、保護者の方の思いなどもその都度、確認して対応します。
4. 16回のやりとりが終わった後、事後評価シートの記入を行なっていただき、そちらをもとに今後の課題やアドバイスを行います。(こちらのやりとりは往復回数には含まれません)
2か月では、状況があまり変わらなかったり、後戻りするケースもあると思いますが、その場合は、相談者の方のご希望で継続の判断をしていただくことになります。
申し込み後に事前チェックリストをお送りしますので、1週間以内に提出してください。
登校しぶり、不登校の悩みは、短期間で解決は難しい場合が多いです。親としての子どもと向き合う姿勢や学校やその他の専門機関とのかかわり方、不登校についての考え方などについて、対応方法を考えることで、少しずつ親子のストレスを軽減していくことがこのプログラムの目的になります。