HSPは心理療法家エレイン・N・アーロンが一般向けにわかりやすく説明するために本で用いた概念で、主観的な感じ方のことをいいます。
HSPはこれまで、精神医学や臨床心理学の専門家は取り上げてこなかった領域ですが、5人に1人がHSPの特性を持つとも言われており、HSPで悩む方は近年増加しています。
感覚プロファイル検査では、外部からの刺激(味覚・臭覚・動き・視覚・触覚・活動レベル・聴覚)に対して、「通常」どう反応するかを回答することによって、過敏性の特徴と、対処法を知ることができます。
・外部からの刺激処理に対して、同じ年齢層の人と比べて、どこが敏感なのかを自己理解できます。
・社会に適応していく場合の困りごと(例:細かい作業を見落とす、人よりも行動が遅い、大勢の中でイライラする、集中できない等)の対処方法が学べます。
・自分の感覚処理の特徴と対処方法が理解できれば、無駄な疲れや不安、焦りの軽減につながります。
・不安・怒り・イライラ・落ち込み等の感情を、思考再構成法によって感情を緩和し、新たな脳の回路を定着できる自己トレーニングを学びます。
・人の表情や態度の変化に敏感で、ささいなことでも傷ついてしまう。
・他者が怒られたり悲しんだりしているのを見ると、自分のことのように苦しく感じる。
・人と同じことをしていても疲れやすい。通常人が平気なことを怖がる。
・人混みやパーティなど多人数に囲まれる状況では、気の使いすぎで疲弊してしまう。
・物事がうまくいかなかったときに、1人で責任を背負い込みやすく、自己肯定感の低さにつながってしまう。
・速いテンポについていけない。気が利かない。探し物があるのに気が付かない。等
1. 初回のお申込み時に、普段気になっている生活上の生きづらさ(具体的な場面や感じ方等)、メッセージにてお送りいただきます。
2. 初回ビデオカウンセリングで、前半の20分で内容の確認や、補足事項を伺い、後半の40分でAASP検査(質問項目に応える)を行います。
3. 2回目のビデオカウンセリングで、感覚プロファイル検査の説明と結果のフィードバック+カウンセリングを行います。
4. 3回目のビデオカウンセリングでは、③までの傾向から、日常で起こる不安・怒り・イライラ・落ち込み等の感情を、思考再構成法によって感情を緩和し、新たな脳の回路を定着できる自己トレーニング法を学びます。
筆記用具
・初回のビデオカウンセリングと次回のカウンセリングは、1週間以上空けて予約してください。2回目と3回目は、連続して100分のご予約でも可能です。
(例)1回目1コマ50分・1週間空けて、2回目3回目は2コマ100分
・メッセージのやりとりができる期間は、1回目のビデオ相談の予約日から20日間としておりますが、最後のビデオ相談の日から7日間は期間を超えていても対応 させていただきます。